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■東京造形大学校友会
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■校友会会則

■校友会の沿革

　造形大学出身で現在活躍している作家を取り上げる展覧会も3回目を迎えました。
「場」では時代を超えてさまざまな事象が行き交う。それは現実であると同時に、幻であるかもしれない。
　人は場の記憶を共有しながらも、刷り込まれた記憶は断片化され、個の問題へと変換される。そして、現実と思い込んでいたものがすべて虚構である場合もある。
　いずれにせよ、それらを見つめ、あるいは見つめさせるアーティストたちがいる。今回の作品もそのような虚実のはざまで、立ち現れ、ときに淡く、ときに強烈で、存在感をもち、あるいは可笑(おか)しみをもち、ときに非在へと向かう。とはいえ、見る人もまた、ただうなずくだけでなく、そのはざまで違和感や、ずれを感じるかもしれない。ただ、その感覚を近づけたり、遠ざけたりしながら見る快楽というものがある。そして、その愉悦を楽しんでいただければ幸いである。