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現代芸術家展インフォメーション
現在は困難な時代だと言われている。その使われ方はさまざまだが、いつの時代にあっても生きる人間にとっては困難である、あるいは困難であったに違いない。だからこそ人はユートピア(理想の世界)を求めるのである。
「創世記」にもあるようにカオス(混沌)からこの世界が生まれたように、表現者にとっても混沌とした思考から新たな世界が生まれ、それを発展させながら強固な表現へと向かっていく。
今回の選ばれた作家たちもまた同様に、いくつかの試行錯誤ののちに、自らの表現世界を確立してきた者たちばかりである。とはいえ、今回の展示を見ていただければ了解できるように、彼らの作品には、今後さらなる展開の予兆が潜んでいるのがうかがい知れるであろう。
岡村多佳夫
名 称:第9回造形現代芸術家展 混沌の涯から
会 期:2013年4月3日(水)〜4月25日(木)
時 間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
会 場:東京造形大学附属美術館
観覧料:無料
主 催:東京造形大学美術館委員会
協 賛:東京造形大学校友会
出展者:荒井 伸佳、薄久保 香、木村 彩子、杉浦 大和、町野 三佐紀
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