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東京造形大学 創立50周年記念広島展
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東京造形大学が2016年10月20日に創立50周年をむかえたのにあわせ、広島在住の卒業生の作品を集めた展覧会が県立美術館県民ギャラリーにて開かれました。出品作品は絵画、彫刻、写真、工芸、染色、インスタレーション、音楽など。展覧会会期中には県立美術館講堂にて、三木俊治元教授による講演「すべては学生から教わった」を開催。盛況のうちに幕を閉じた本展覧会の代表 奥田秀樹さん(6期 彫刻)にお話をうかがいました。


──「東京造形大学 創立50周年記念広島展」開催にいたる経緯を教えてください

 2016年は母校が創立50周年ということで、広島在住の卒業生で記念の展覧会をひらき地域文化に貢献するとともに、母校東京造形大学を紹介できればと考え企画しました。

──校友会に協賛団体申請をされたときは、出品予定者が奥田さんと原仲さんお二人でしたね。

 3名以上でないと申請できないと知り、中国四国支部長の藤井さんを紹介され、春先から3人で集まっては打合せをしていました。
発起人は二人とも美術学科なのでデザイン学科の藤井さんが加わり広がりができました。


──出品者はどのように集めましたか。

 原仲さんは高校の先生なので先生同士のネットワークで声をかけ、藤井さんインハウスデザイナーなのでデザイン系の方に声をかけ、私はアート系の卒業生に声をかけました。結果5期から42期と幅広い世代の卒業生19名が集まりました。


──出品作をみても大型の絵画やテキスタイル、木や鉄による彫刻、インスタレーション、音楽、等々バラエティに富み見応えがありました。

 教員をしながら表現活動をする人、子育てをしながら制作する人、企業でデザイナーとして仕事をするもの、研究所の先生、会社員、喫茶店のマスター等々、

 職業も抱えている問題もさまざまです。学生の頃とは違い、それぞれ異なる経験を経ているので、表現形態の違い以上の深みを作品から感じてもらえると思います。また出品者同士もそれぞれの知人が来場する中で、新たな繋がりがたくさんできました。


──2016 年は広島が話題にあがることが多かったですね

 5月に現職のアメリカ合衆国大統領としてバラク・オバマ氏が平和記念公園を訪れ、8月には71回目の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式典を迎えました。そして9月には25年ぶりにカープがセントラルリーグで優勝し、10月に母校が創立50周年をむかえたので特別な年になりました。


──来場者の反応はいかがでしたか

「後輩です」と声をかけられることもあり、本展を通して卒業生同士の仲間意識は強くなりました。
 また、今回は母校を広島県民に紹介するという目的もあるので、来場者に創立50周年記念パンフレットを渡し、広報活動しました。個々の作品への質問以外に東京造形大学について聞かれることもありました。


──今後の活動を教えてください。

 本展の記録カタログの制作を目指しています。
 またこれまで中国四国支部として目立った活動はしてこなかったので、今度は支部展に発展してもいいかもしれません。



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